ヘッダに好きな言葉を入れてみた

「あー、もう駄目だ…」とか思ったときにこのヘッダの言葉を思い出すようにしてる。ネガティブな思考はこの言葉でだいたい殺せる。
僕は名言というか、感動したり、カッコいいと思うセリフ・文章が好きみたいで、半年前くらいからワープロソフト(因みにOOoWriter。MSWordなんて使うか、ペッ)で書き写して溜め込んでる。ソースは主に小説やエロゲ。…エ、エロゲ舐めんな!結構イイこと言ってたりするんだぞ!!(汗
…で、そういう自分が気に入ったセリフとかをググってヒットするとちょっと嬉しかったりするわけで。だから僕もやってみようと。そんなわけで、サリンジャーの中からもう1つ

「ウォリーがどうっていうんじゃないの。女の子だっていいんだわ。かりに女の子だとするでしょ――たとえば、わたしの寮の誰かでもいい――そんな場合は、夏じゅう、どこかの劇場専属の劇団で背景を描いていたなんてことになるのよ。あるいは、ウェールズを自転車で駆けまわったとか。ニューヨークにアパートを借りて、雑誌社だとか広告会社のアルバイトをやったとか。要するに、誰も彼もなの。みんなのやることがみんな、とてもこう――何ていうかなあ ――間違ってるっていうんじゃない。いやらしいっていうんでもないわ。馬鹿げてるっていんでもないの、必ずしも。でも、なんだか、みみっちくて、つまんなくて――悲しくなっちゃう。そして、いちばんいけないことはね、かりにボヘミアンの真似をするとかなんとか、とんでもなことをするとするでしょ、そうすると、それがまた、種類が違うというだけで、型にはまってる点ではみんなとまったく同じことになってしまうのよ」J.D.サリンジャー(野崎孝訳):フラニ

長っ!でも、これが書き溜めを始めようと思ったキッカケだったりする。凄い衝撃を受けた。普段本を読み返したりしないんだけど、この部分は何度か読み返した覚えがある。あー、殆どの大学生ってこんなんだよなーって思って。今思うと、これ読んだのって引きこもってる時だったから、「俺はあいつらと違うぜ!」っていう思考の後ろ盾にしてたのかもなぁ…
…はいはい中二病中二病、っと